iDeCo(イデコ)は金融機関によって扱っている商品が異なるのはご存知でしょうか。
始めに商品を選んでから金融機関を選ぶことを個人的におすすめで、金融機関は運用管理手数料がかからないSBI証券、楽天証券、マネックス証券がお得です。
今回はSBI証券、楽天証券、マネックス証券のおすすめ商品について紹介したので、ぜひ参考にしてもらえれば幸いです。
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iDeCoの商品を選ぶポイント
信託報酬が低いこと
信託報酬とは、投資信託を持っている間に毎日にかかる運用手数料です。将来的にリターンを大きくするには、信託報酬が低い商品が重要になってきます。
金融機関によって取り扱っている商品が違うため、金融機関で信託報酬が低い商品を選びましょう。
リスクをどのくらい許容できるか
投資信託は利回りが平均5%とされています。例えば、利回りが10%の投資信託を選んだ場合、利回りが大きい分リスクが高くなってしまいます。
海外の株式の投資信託はリターンが大きくリスクが高いですが、株式に債権を組み合わせたバランス型と呼ばれる投資信託はリターンは抑えつつリスクを低くすることが可能です。
iDeCoの商品選びには、どの程度リスクを許容できるかを考えておきましょう。
iDeCoのおすすめ商品
SBI証券
ひふみ年金
信託報酬 | 0.82080% |
連動指数 | – |
運用会社 | レオス・キャピタルワークス |
ひふみ年金はレオス・キャピタルワークスと呼ばれるファンドが運用する投資信託です。ひふみ投信やひふみプラスの投資信託が有名で、確定拠出年金用にひふみ年金が作られました。
ひふみ年金の特徴は以下の3つです。
ひふみ年金はお客様にお金をためて増やしてもらいたい、そして増やしたお金で夢や目標を実現してほしいと考えて運用しています。
DCニッセイ外国株式インデックス
信託報酬 | 0.20412% |
連動指数 | MSCIコクサイ・インデックス |
運用会社 | ニッセイアセットマネジメント |
DCニッセイ外国株式インデックスはファンドの運用手数料である信託手数料が低いことからiDeCoで人気です。eMAXIS Slim先進国株式と比較されることが多いですが、とても売れている投資信託です。
今後も信託手数料を下げて人気は継続していくと思うので、DCニッセイ外国株式インデックスは持っておいて間違いない投資信託の1つです。DCニッセイ外国株式インデックスは、日本を除く主要先進国の株式に投資できます。
楽天証券
楽天・全米株式インデックス・ファンド
信託報酬 | 0.1696% |
運用指数 | CRSP USトータル・マーケット・インデックス |
運用会社 | 楽天投信投資顧問 |
バンガードが販売しているVTIという商品を日本で買えるようにしたものです。バンガードとは、世界のインデックス運用商品の約4割のシェアを握っているファンドです。
通常、バンガードの投資信託を購入するには、日本円をドルに替えて購入しなければいけませんが、楽天が代行することで個人投資家が手軽に購入できるようになりました。
楽天・全米株式インデックス・ファンドは、米国を代表する大型株から中小型株まで、約3,800銘柄から構成されており、米国に投資ができます。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド
信託報酬 | 0.2296% |
運用指数 | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス |
運用会社 | 楽天投信投資顧問 |
バンガードが販売しているVTという商品を日本で買えるようにしたものです。楽天・全世界株式インデックス・ファンドは投信ブロガーが選ぶFund of the Year 2017で一位に選ばれています。選ばれた理由としてバンガードの商品を手軽に購入できるようになった点が大きく受賞しました。
楽天・全世界株式インデックス・ファンドに投資すれば、新興国から先進国まで世界中の株式市場への投資できます。
マネックス証券
eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)シリーズ
信託報酬 | 0.11772%(先進国株式) |
運用指数 | MSCIコクサイ・インデックス(先進国株式) |
運用会社 | 三菱UFJ国際投信 |
eMAXIS Slimシリーズは業界最低水準のコストをめざし続けるファンドです。他のファンドが信託報酬と呼ばれる運用手数料を下げたとき、eMAXIS Slimシリーズも同様に信託手数料を下げてきます。
私も積立NISAでeMAXIS Silimシリーズの先進国株式と8資産均等型の投資信託を保有しています。eMAXIS SlimシリーズはNISAであればどの証券会社でも購入できますが、iDeCoでeMAXIS Slimを購入できるのはマネックス証券だけです。
iDecoのおすすめ商品まとめ
SBI証券、楽天証券、マネックス証券であればどの金融機関でもお得な商品があります。商品を選ぶときは、信託報酬やリスクといったことを意識しながら選ぶことができれば、将来的に大きいリターンを得ることができます。
もし、3つ以外の金融機関を選んでいる方は今からでも金融機関を変更するとよいでしょう。「iDeCoは運用管理手数料で差が出る|金融機関を変更しないと損である理由」の記事で金融機関の変更方法について紹介しています。
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